喜島 一博
助教
出身校:昭和大学
“真の仲間”と過ごす有意義な日々
僕は平成20年(2008年)に昭和大学を卒業後、日本赤十字社医療センターでの初期臨床研修を行いました。この医局に入局したきっかけは研修2年目で進路を悩んでいた時に、大学時代所属していた硬式野球部の先輩に誘われたのがきっかけでした。そして、特に医局の雰囲気の良さと早くから執刀経験を積めるところに惹かれ入局しました。
実際に働いてきた感想としては、医局員の雰囲気がとても良く、部活の後輩が入局したこともあり良い意味で毎日部活をしているようなイメージです。お世辞にも多いとは言えない医局員数のため、正直、仕事内容は決して楽ではありませんが、切磋琢磨し合うライバルであり、困ったときには助け合える“真の仲間”と一緒に毎日を過ごすことは有意義で素直に楽しいです。
早くから執刀医を経験できる
手術の楽しさや難しさは実際にやってみないと分からないものです。そのことを上級医含め医局員が皆実感し理解しているので、可能な限り若手の時から上級医のしっかりとした指導の下で“執刀医”を経験させてもらえた点もよかったです。執刀医だからよりいっそう責任感をもって事前に勉強した上で手術に臨みます。何が上手くできて、何を改善すべきなのか、それらは“執刀”することで明確になり、技術向上につながります。
また、実臨床もさることながら、大学病院として学会発表も積極的に行っており、国内のみならず海外での学会発表もさせていただきました。
手術はアートである
現在、僕は下部消化管を専門としており、腹腔鏡下大腸手術に積極的に取り組んでいます。よく、“手術はアート”と言われますが、本当にその通りだと思います。誰が見ても綺麗な手術イコール出血がなく安全な手術であり、美しい手術を行うことこそ手術の楽しさである上、何よりも患者さんへの誠意そのものだと思います。皆さんと共に消化器外科手術の楽しさを共有しながら頑張って行きましょう。
そして、藤が丘病院は当医局に限らず、他科との垣根が低くコンサルテーションしやすいことから、とても働きやすい環境です。決して新しくて綺麗な病院ではなくハード面では他施設に劣りますが、人間関係というソフト面ではどこにも負けない素晴らしい環境と思います。(ちなみに、数年後には新病院に建て替えられる予定のためハード面でもどこにも負けなくなります!)
是非一度見学にいらしていただき、雰囲気を実感してください。
皆さんとお会いできる日を楽しみにしています。
そして、一緒に楽しく働きましょう。